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妊娠後に仕事を退職、そんなときにもらえる失業保険(失業給付金)について

この記事では働くママが妊娠を機に仕事を退職した場合にもらえる失業保険について説明しています。

失業保険は妊娠にかぎらず仕事を退職した際に支給される制度なのでパパとして知っておいて損はない知識です。

失業保険(失業給付金)とは?

失業保険(正式名称:失業給付金)は雇用保険に加入していた人が退職後に、仕事探しをするときにに支払われる給付金制度です。

再就職までの一定期間の生活を安定させる為の給付金というのが主な名目です。 雇用保険加入者のほとんどの人がもらうことができますが、妊娠した女性は失業保険をもらうための手続きと条件があるので注意が必要なのがポイントです。

失業保険をもらうための条件は?

失業保険をもらうための条件は下記の3つです。

  • 過去2年間で雇用保険に12ヶ月以上の加入をしていること
  • 求職中であること
  • 働く能力があること(身体的に)

原則として働く意志はあるけども仕事を探している状態であるというのが主な条件です。

妊娠後の妊婦は支給対象外なので注意!

そこで注意が必要なのが妊娠している女性は失業保険の給付対象外ということです。

なぜなら、通常妊娠している女性を積極的に雇用する会社はほとんどありません。よって「働く意志はあるが、能力はない状態」という風に判断をされてしまいます。

失業保険はあくまでも働く意志も能力もあるのが条件です。

妊娠後に失業保険をもらうためには?

ですので、妊娠した人が失業保険をもらうためには特例措置を利用する必要があります。

通常、失業保険は退職日の翌日から計算して1年以内にもらい終えないといけません。 しかし、妊娠した女性は「特定理由離職者」に該当し、給付期間を最長で3年間延長することができます。

これによって、失業保険をもらう権利を妊娠後3年後まで延長することができるのです。

失業保険の受給期間延長の手続きの最大の注意!

しかし失業保険の受給期間延長の手続きには注意があります。 会社を退職後30日経過した日から1ヶ月以内しか手続きができません。

例えば1月1日で会社を退職した場合には2月中に受給期間延長の手続きをしないといけないというわけです。

これをしないと失業保険の受給資格を失ってしまうのでかなり注意が必要です。

妊娠後はママの通院や、体調など色々気にかけることが多く忘れがちなのですが大金をもらえる権利を失ってしまうということを覚えておきましょう!

では一旦ここまでの話をまとめましょう。

  • 雇用保険に過去2年で12ヶ月加入している人は失業保険をもらえる
  • しかし妊娠を理由にした退職は失業保険の支給対象ではない
  • 特例措置の制度を利用し、失業保険の受給資格を延長しよう(最大3年まで可能)
  • 受給期間延長の手続きは退職日から30日経過した日から1ヶ月以内の申請が必要

次は失業保険がいくらもらえるのかを解説していきます。

失業保険はいくら支給されるか?

失業保険のもらえる金額は、本人の年齢と雇用保険への加入期間によって決定します。

まず仕事をしていたときの6ヶ月間の給料を合計し、180日で割ります。(日給)

その日給を0.5〜0.6で1日あたりの支給額が決定されます。 この乗率は人によって異なります。

そして下記の表にあてはまる支給日数分がもらえる失業保険の金額です。

雇用保険の加入期間と年齢 1年未満 1年以上5年未満 5年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30歳以上35歳未満 90日 90日 180日 210日 240日
35歳以上45歳未満 90日 90日 180日 240日 270日
45歳以上60歳未満 90日 180日 240日 270日 330日
60歳以上65歳未満 90日 150日 180日 210日 240日

引用:ハローワークインターネットサービス

ちなみに、下記のサイトでは実際に自分がいくらもらえるのか?を計算できます。 雇用保険の給付額の計算 - 高精度計算サイト

月給18万円のママの場合

文章だけの説明だけでは、理解しにくいと思います。

下記の条件をもとに実際に計算をしてみました。

  • 月給18万円
  • 雇用保険に加入していた期間(働いていた)2年
  • 妊娠を理由に退職した

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この条件で合計575,550円が失業保険として支給されます。

求職中の人への手当なので、途中で就職が決まった場合には全額はもらえませんが、それでもかなりまとまった金額の支給ですよね。

妊娠後に退職し、数年後に仕事を探そうと考えているママにとって失業保険はぜひとも頼りたい制度です。

これを知っているか知らないかで、50万円ほどの損失です。

妊娠前に仕事をしていたママは必ず失業保険の受給期間延長の手続きをすべきだというのが分かってもらえると思います。

パパとして

これはママのみならず、パパにも大きなメリットのある制度です。 子育てが落ち着いて、ママが社会に復帰する際にはお金がかかります。(子供を預ける保育所など)

そんなときに失業保険の給付制度で生活費や出費を賄うためにそなえることができますので、妊娠前に仕事をしていたのであれば必ず失業保険を貰える段取りをしておきましょう。

ママは妊娠のことで頭がいっぱいいっぱいになってしまうものです。 パパが賢く情報収集して、ママの社会復帰をサポートしましょう!